「俺の車はBENZの500だ!いくらだ!プロなんだからサイズぐらい分かるだろ!」
といらっしゃるお客様がいますが、最近の車は同じ車種でも年式、グレードなどによってもサイズが異なるためプロでも分からない場合がございます。サイズの見方ですが、製造年月と同じように、タイヤの側面に表示されており大きく分けて3つの表示がございます。
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@はタイヤの幅をミリメートルの単位で表しています。 この場合は215mmとなります。
表示の幅はタイヤの総幅から、タイヤの側面の模様や文字などを除いた幅です。リムガードなどは含みません。 |
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Aは、タイヤの横の厚み(扁平率)のことで、タイヤの幅に対する扁平率が45%である事を意味します。215mmの45%なので96.75mmが横の厚みになります。扁平率の数字が小さいほどタイヤの厚みが薄く、大きいほど厚いことになります。しかし同じ45%でもタイヤの幅が太くなれば、厚くなります。 |
Bは、リムの直径(ホイールの径)をインチの単位で表しています。17インチのタイヤに、18インチや16インチのホイルは装着できません。
この表示の他にも速度記号やロードインデックス、M+S表示などがございます。
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「俺の車のサイズ205なんだけど、フェンダーとすき間が空いてるからホイルを変えないで225か245ぐらいにしてくれ!それからタイヤ厚みも薄くてかっこいいやつにしてくれ!」
そんな事を貴方も考えて事がありませんか?
車にはその車にあった適性なタイヤサイズというものがあり、むやみに幅や扁平率を変えると外径が変わり、スピードメーターの表示が狂い、車検が通らなくなってしまったり法定速度で走行しているつもりが、スピード違反で捕まってしまったり…。インチアップやタイヤサイズを変更する場合は、標準のタイヤ外径に近いもを選びましょう!